ニュース 電子 作成日:2011年6月22日_記事番号:T00030791
21日付経済日報が、液晶パネル大手の友達光電(AUO)および奇美電子(チーメイ・イノルックス)が設備稼働率を引き下げるため、現場の作業員に強制的に年次有給休暇を取得させているとの市場観測を伝えたことに対し、2社ともこれを強く否定した。22日付工商時報が報じた。
AUOの広報担当は、「当社従業員の出勤状況はまったく正常で、強制的に年休を取らせているといったことはない」と強調。その上で同社は第3四半期の業績に楽観的な見方を示し、稼働率を引き下げる計画もなく、人材採用も継続すると表明した。なお同社の稼働率は現在85%水準を維持している。
一方、奇美電の陳彦松財務長も強制休暇について「絶対にない」と断言。同社の運営は正常で稼働率も安定していると強調した。同社の稼働率は第1四半期に75〜80%まで落ち込んだものの、中国市場の需要回復により現在90%まで回復、さらに液晶テレビ用パネル工場は95%に達しているという。
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