ニュース 石油・化学 作成日:2011年6月23日_記事番号:T00030807
石油化学業界が共同で、中国・福建省漳州市の古雷半島に建設する製油・ナフサ分解プラントに台湾聚合化学品(USI)、李長栄化学工業(LCYケミカル)、和桐化学(HT)、中国石油化学工業開発(CPDC)の各社が出資することが確定した。総投資額は40億米ドルで、年産1,500トン規模の製油所と同200万トン規模のナフサプラントを建設する。23日付工商時報が伝えた。
4社に長春大連集団、国喬石油化学(グランド・パシフィック・ペトロケミカル)を加えた各社は、川下で26件のプラント建設を進める予定で、古雷半島は台湾石化業界による一大コンビナートとなる。川下まで含めた年産能力は845万9,000トンに達する見通しだ。
台湾では石化プラントの追加建設が困難となっているため、業界団体、台湾区石油化学工業同業公会(石化公会)の陳武雄理事長らは今月中旬、福建省の蘇樹林省長代行を訪ね、プロジェクトへの支持を要請した。
中国では第12次5カ年計画(2011~15年)で、28件の石化投資プロジェクトが5件の認可枠を争っているが、古雷半島は既に中央政府による政策的支援を受けている。
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