ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年6月23日_記事番号:T00030810
23日付工商時報によると、ドイツの自動車大手、フォルクスワーゲン(VW)が、裕隆汽車集団との合弁による台湾支社の設立を検討しているもようだ。VW車を裕隆が台湾で受託生産する計画が確定的となる中、VWは支社に代理販売を統括させたい考えとされる。現在のVWの台湾総代理、太古標達汽車との関係も維持する意向とみられるが、純粋な輸入車ブランドから台湾で生産を行うブランドへと移行することで事業規模が大幅に拡大する見通しで、裕隆集団が第2の代理業者となる可能性も出ている。観測について裕隆および太古標達汽車ともに「ノーコメント」としている。
なお、VW車の台湾生産を手がけるとされる裕隆汽車製造は、当初は既存ラインを調整して生産を行う予定だったが、VW側に誠意を見せるため、三義工場(苗栗県三義郷)エリア内に専用工場を設置するようだ。三義工場の従業員によると、最近、同エリア内に工事関係者が頻繁に出入りし、専用工場の予定地とされる場所で測量作業が進められており、間もなく着工する気配がうかがえるという。
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