ニュース 電子 作成日:2011年6月23日_記事番号:T00030814
NTTドコモの「ポケットベル」(2007年にサービス終了)でお馴染みの、液晶画面にメッセージを表示する小型受信端末を使った無線呼び出しサービスを、中華電信が9月1日に終了する。台湾で同サービスは、97年にユーザーが426万件に上ったが、携帯電話の普及により激減。現在も中華電信では76件のユーザーが利用を続けているが、23日、同社のサービス停止申請が国家通信伝播委員会(NCC)に認められた。23日付聯合報が報じた。
中華電信によると、現在のユーザーは法人が33件、個人は43件。電波が届きやすいことや、携帯電話と違って電話をかけ直すかどうかを自分で判断でき、「どこまでも追いかけられる」という感覚がないところが気に入られていたようだ。ただ、たった76人のために全土の基地局を使う「VIP対応」はコストがかかり過ぎるため、サービス終了を決めたという。
日本でブームとなった90年前後、「14106=アイシテル」といった数字による語呂合わせが流行したのと同様、台湾でも広まった「5201314=我愛你一生一世(愛している)」「5300358=我想你、你想我嗎(会いたい)」などのメッセージが消えていくことに郷愁にかられる人も多いようだ。
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