ニュース 電子 作成日:2011年6月23日_記事番号:T00030816
経済部投資審議委員会(投審会)は22日、受動部品大手、国巨(ヤゲオ)の陳泰銘董事長が出資する投資ファンド、遨睿(オリオン・インベストメント)がヤゲオの株主に対し行った株式公開買い付け(TOB)提案を認めないことを決めた。23日付工商時報が伝えた。
遨睿(オリオン・インベストメント)は今年4月6日、同社の浮動株65.7%を総額467億8,000万台湾元(約1,300億円)で取得する株式公開買い付け(TOB)を提案していた。遨睿は大手投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)と陳董事長が出資する投資会社。
投審会は▽TOBのプロセスに関する情報公開が十分ではなく、小口株主の権益に影響を与える▽資本体質の弱体化を招きかねない──などの理由で、TOBを認めないことを全会一致で決議した。投審会が投資ファンドによる企業買収案件を認可しなかったのは今回が初めて。
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