ニュース 電子 作成日:2011年6月23日_記事番号:T00030819
台湾茂矽電子(モセル・バイテリック)は22日、定時株主総会に続いて開いた董事会で、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)陳民良董事長のモセル董事長兼務を解き、唐亦仙総経理が董事長を兼務する人事を決定した。23日付工商時報が伝えた。
今回の人事は、モセルが第2四半期決算で、プロモスに対する投資損失を計上したことを受けたもので、市場関係者はプロモスとの関係を整理するのが狙いとみている。陳氏はモセルの董事会にはとどまる。
陳氏はモセル董事長として在任中、同社をファウンドリー専門のメーカーへと業態転換し、太陽電池産業への参入も図るなど、手腕を発揮した。
モセルが12%を出資するDRAMメーカーのプロモスは、現在自己資本割れ寸前の経営難に直面している。モセルは本業では利益を計上していたが、プロモスへの投資損失の計上により赤字に転落していた。
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