ニュース 政治 作成日:2011年6月24日_記事番号:T00030828
馬英九総統は23日応じた蘋果日報の単独インタビューで、来年1月の総統選での対立候補、蔡英文・民進党主席の対中姿勢を痛烈に批判した。同紙が24日報じた。
馬総統の発言からは、総統選の選挙戦が本格化したことがうかがえる(中央社)
馬総統は蔡主席による「中国と長期的な交流の枠組みを求めたい」、「中国が民進党への認識を改めることを期待する」などの発言に対して、「抽象的で内容がなく逃げている。『1992年の共通認識(一つの中国、それぞれの解釈)』を認めないのであれば、長期的な交流の枠組みなど虚言にすぎない」と批判。蔡主席が同共通認識の存在そのものを否定していることに対しては、「胡錦濤・中国国家主席も2008年3月26日のブッシュ米大統領との電話会談で触れているし、昨年8月、李亜飛・中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)副主任が来台した際にも『両岸(中台)はそれぞれ一つの中国を主張する』と公式に発言している」と述べ、蔡主席は現実を直視できていないと指摘した。
その上で蔡主席に対し、「新北市長選ではなく総統選に出馬する以上、両岸関係に関する主張を明確にすべきだ」と呼びかけた。
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