ニュース 運輸 作成日:2011年6月24日_記事番号:T00030832
長栄海運(エバーグリーン・マリン)の謝志堅董事長は23日、今年の海運業の景気について「慎重ながら楽観できる」との見通しを示し、第3四半期にはクリスマス需要で運賃上昇が見込まれると指摘した。24日付工商時報が伝えた。
謝董事長は「欧米航路は競争が激しいため、上半期は赤字を出さないことを原則としてきた。下半期からは需要期に入るため、収益の改善が見込まれる。第4四半期には大型船の輸送能力調整で、運賃が安定するのではないか」と予測した。
さらに、コンテナ貨物市場における輸送能力成長率は上半期、欧州線で21%、米州線で22%だったとした上で、下半期には欧州線で16%、米州線で15%と伸び率が鈍化するほか、需要期の付加運賃が加算されるとして運賃上昇を予想した。
なお統計によると、今年通年の輸送能力の伸び率は、昨年の9.2%から8.7%に低下する見通しとなっている。
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