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台北市オフィス物件、坪70万元に小幅上昇


ニュース 建設 作成日:2011年6月24日_記事番号:T00030836

台北市オフィス物件、坪70万元に小幅上昇

 不動産仲介最大手の信義房屋傘下、全球資産管理(グローバル・アセット・マネジメント)の統計によると、台北市のオフィス物件は第2四半期、1坪当たり平均70万台湾元(約190万円)へと前期の69万元から小幅上昇した。非居住用住宅や高級品などに加重課税を行う特殊貨物労務税(ぜいたく税)が6月1日から導入されたが、28日に控えた中国人の自由旅行解禁を好感し、商業施設、ホテルなど観光関連の不動産市場が活発化していることが、上昇につながったようだ。24日付自由時報が報じた。

 全球資産の統計によると、第2四半期の大型商用物件の成約額は計182億元へと、ぜいたく税の影響で前期の261億元より減少した。一方、店舗・オフィス物件の平均空室率は11.34%で、2四半期連続で低下した。特に、一部のビルがホテル用に改装され、B級物件の空室率を押し下げた。