ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

聯成化学、四川でPA・DOP生産か


ニュース 石油・化学 作成日:2011年6月24日_記事番号:T00030839

聯成化学、四川でPA・DOP生産か

 24日付経済日報によると、化成品メーカーの聯成化学科技(UPC)が1億2,500万米ドルを投じて、中国・四川省南充市にポリアミド樹脂(PA)と可塑剤のDOP(フタル酸ジオクチル)の生産工場設置を計画しているもようだ。

 同工場の年産能力はPAが6万トン、DOPが12万トン規模で、2013年の稼働を目指すという。このほか、江蘇省泰州市の新生産拠点が今年第4四半期に、遼寧省遼陽市が13年に稼働する予定。証券会社によると、聯成化学は南充および遼陽の両生産拠点稼働後、PAとDOPの生産で世界最大規模となる。

 同社はまた、ポリ塩化ビニル(PVC)生産事業への参入も決定し、今年第4四半期の稼働を予定する。

 証券会社は、同社は今年、中国での売上高が319億9,400万台湾元(約890億円)に上り、23億4,000万元の利益を計上すると予測している。