ニュース 社会 作成日:2011年6月27日_記事番号:T00030854
内政部の統計によると、政府が生活補助などの基準として定めている「貧困ライン」を下回った世帯数と世帯人口が第1四半期、11万682世帯、26万8,428人となり、2期連続で11万世帯を上回るとともに、同期としての過去最多を記録した。いわゆる「ワーキングプア」の増加で貧富の差が拡大していることがうかがえるが、内政部は過去2年間で貧困ラインの認定上限を緩和したことが増加の一因だと強調した。25日付工商時報が伝えた。
同期の都市別貧困世帯は、▽台北市、1万7,731世帯(世帯人口4万3,500人)▽新北市1万5,415世帯(同3万9,346人)▽高雄市、1万5,785世帯(同3万7,935人)▽台中市、7,435世帯(同1万8,568人)▽台南市、8,231世帯(同1万9,922人)──。
貧困世帯は昨年第4四半期と比べて減少したが、これが改善に当たるのかについて内政部は、例年第1四半期は貧困世帯の審査時期で、一部が統計に反映されていないため改善したとは言い切れないと説明した。
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