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中天生技の保健食品、5年で中国販売拠点1万カ所へ【図】


ニュース 医薬 作成日:2011年6月27日_記事番号:T00030863

中天生技の保健食品、5年で中国販売拠点1万カ所へ【図】

 中天生物科技(マイクロバイオ)の路孔明董事長はこのほど、現在、「維他屋(VITA HOUSE)」ブランドの保健食品を中国で量販店の大潤発(RTマート)との提携で160カ所で販売しているが、5年以内に同ブランド商品の販売拠点を1万カ所に拡大したいと表明した。このほか台湾で23店舗を展開する有機食品販売店「棉花田生機園」も今年46店に倍増させ、来年、正式に北京と上海に進出する計画だ。27日付経済日報が報じた。

 同紙とのインタビューで路董事長は、今後の発展戦略について、新薬の研究開発(R&D)と保健食品販売を2本柱として中台バイオテクノロジー製品市場で成長を図るとの考えを示した。新薬事業については、30億台湾元(約84億円)を投じて中国に年産1万2,000リットル規模のタンパク質工場を設置する計画だ。

 その上で、新薬の開発は長い期間が必要となるため、まず保健食品の販売に注力し、そこで得た利益を新薬の開発資金に充てると説明した。

 今年1〜5月の同社連結売上高は5億3,600万元で、前年同期比24.58%の成長を見せている。