ニュース 電子 作成日:2011年6月27日_記事番号:T00030871
ガラス繊維メーカー、富喬工業(フルテック・ファイバーグラス)の張元賓董事長は、タブレット型パソコンやスマートフォンなど電子製品の薄型軽量化が進む中、極薄ガラスクロスの需要が急増しているため、同製品および特殊ガラスクロス専用の中国第2工場を新設する方針を明らかにした。27日付工商時報が伝えた。
同社は工場新設資金調達のため現金増資を行い、増資後1年以内の工場完成を目指す。早ければ今年下半期に着工する見通し。
新工場の詳細は7月中に決定する予定だが、顧客のプリント基板(PCB)メーカーの拠点に近い華南地区に設置し、東南、南アジア市場も視野に入れて事業を展開したいとしている。
張董事長によると、PCBメーカーが、電子製品の薄型軽量化が大きな商機をもたらすと見込んで、相次いで生産拡充を表明しており、3年後には超薄ガラスクロス需要が爆発的に伸びる見通しだ。一方で、現在同製品のシェア70%を握る日本企業に生産拡充計画がないことから、同社は積極的に増強に取り組み、競争力を高める構えだ。
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