ニュース 電子 作成日:2011年6月27日_記事番号:T00030874
ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピューター)の林百里董事長は24日、台湾でのクラウド・コンピューティングの将来像について、「蛇口をひねれば水が出る水道のようにどこでも使えるようになる」と述べつつ、普及に伴いユーザー側に大きなビジネスチャンスがあるとの認識を示した。25日付工商時報が伝えた。
林董事長は「水道ができて、井戸掘り職人は少なくなったが、蛇口、洗面台、便器を作る人は皆もうけた」などとユーモアを交え、クラウドが普及すれば台湾全体が豊かになると指摘した。
このほか、林董事長は他社と合弁でクラウド用のターンキー・ソリューション(すぐに使用可能な特定用途向けのシステム)を開発する意向も明らかにした。林董事長は、応用分野として医療や知識ソフトウエアなどを挙げたが、詳細は「企業秘密なので、明らかにできない」とした。
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