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日系製薬メーカー、台湾市場の競争激化


ニュース その他製造 作成日:2007年10月11日_記事番号:T00003088

日系製薬メーカー、台湾市場の競争激化

 
 日系の台湾アステラス製薬は、新型の移植製剤や抗がん剤投与によるおう吐を抑えるための新薬を来年末にも導入するとともに、日本、米国、台湾で初めて同時に新薬臨床実験を行う計画だ。台湾での新薬発売までに期間を現在の5年から2~3年に短縮することが狙いだ。11日付工商時報が伝えた。

 日米台への同時臨床実験は、関節手術後の血液凝固を防ぐ新薬が対象で、第4四半期から開始する。

 一方、親会社の合併に伴い成立した台湾第一三共は、現在も業務統合作業を進めている。現在の主力商品である抗生物質は市場が飽和状態に近づいているため、今後は旧三共の降血圧剤の販売を強化する。さらに、心血管用や鳥インフルエンザ用の医薬品を2~3年後をめどに発売する方向で準備を進める計画だ。
 
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