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作成日：2007年10月11日_記事番号：T00003089
統一集団、廈門銀鷺と合弁工場
統一集団は投資銀行と共同で、中国福建省アモイ市の飲料メーカー、廈門銀鷺食品の工場に出資を行う計画だ。総額は21億人民元（約328億円）を見込む。統一が計画中の香港上場が完了した段階で、正式発表する方針だ。11日付経済日報が伝えた。
出資は２段階に分けて進められ、第１段階では廈門銀鷺が山東省済南市に工場を建設。同工場に統一が50％を出資し、統一向けの５年間の委託生産契約を結ぶ。さらに、第２段階として廈門銀鷺に70％以上の出資を行う計画という。
統一は投資銀行と共同で投資を行った後、香港での新規株式公開による調達資金により、廈門銀鷺の株式を投資銀行などから取得し、出資比率を段階的に引き上げる。
廈門銀鷺は缶飲料大手で、缶入りピーナツ牛乳ではトップシェアを誇る。統一、コカ・コーラ向けのペットボトル飲料生産も手掛ける。
