ニュース 建設 作成日:2011年6月28日_記事番号:T00030890
不動産仲介大手の永慶房屋は27日、台北市店舗物件の今年第2四半期の売買成約価格が過去最高の1坪当たり137万3,000台湾元(約384万円)となり、2009年第4四半期以来、7四半期連続で上昇したと発表した。前年同期比では32%の上昇だった。28日付工商時報が伝えた。
背景には余裕資金が商業用不動産に流入していることに加え、中国人旅行客の自由旅行解禁に対する期待感などがあるとみられる。世界金融危機の影響を受けた際の最安値に比べると、上昇幅は73.8%に達した。
永慶房屋の店舗物件担当者は「繁華街の店舗物件オーナーは、いずれも中国人観光客の自由旅行による商機に期待しており、売り惜しみのムードが濃い。大型の不動産物件入札や店舗売買で、最高値の更新が相次いでいることも売り惜しみ心理に拍車をかけている」と分析した。
一方、台北市の第2四半期の中古住宅成約価格は1坪当たり51万8,000元だった。金融危機に伴う最安値に比べ43.1%の上昇で、上昇率は店舗物件を大きく下回った。
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