ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年6月28日_記事番号:T00030896
アルミ缶最大手の大華金属工業(グレート・チャイナ・メタル)は今年、中国の上海工場に2,500万米ドルを追加投資して年産能力3億~5億缶の500ミリリットル(ml)缶生産ライン1本を増設し、来年第1四半期の稼動を目指す。また、年産10億缶の済南工場(山東省)が来年にもフル稼働に入り、中国での生産能力は今年より5割以上増える見通しだ。28日付工商時報が伝えた。
中国における同社の生産能力は生産ライン5本で、シェア10%前後となっている。姜静宜董事長は、中国アルミ缶市場は現地メーカー6社で生産ライン50本に上り、生産能力は過剰気味だが、ブリキ缶より安価なため依然として成長の余地はあると指摘した。同社はこのほど中国で国民的人気を誇る缶入り漢方薬飲料「王老吉」から、年間数千万缶単位の受注を獲得した。今後も受注量が拡大する見通しだ。
同社の昨年の連結売上高は前年比12.37%増の61億7,000万台湾元(約170億円)だった。今年1~5月累計は前年同期比25.06%増の13億9,600万元。今年通年では前年比19.45%増の73億7,000万元に達すると証券会社は予測した。
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