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ペガトロンとアップルが接近、リスク分散効果で


ニュース 電子 作成日:2011年6月28日_記事番号:T00030899

ペガトロンとアップルが接近、リスク分散効果で

 電子機器受託生産の和碩聯合科技(ペガトロン)と米アップルの関係が急速に緊密化している。背景には、アップルの主な生産委託先である鴻海科技集団(フォックスコン)の中国・四川省成都工場で起きた爆発事故をきっかけに、アップルが生産委託先の分散を図っていることがある。28日付経済日報が伝えた。

 ペガトロンは今年初めに、従来鴻海が受注していたCDMA仕様のiPhoneの生産を受注。その矢先の今年5月には、鴻海成都工場で爆発が起き、アップルは生産委託先の多角化に動いているとされる。業界では、ペガトロンがアップルの次期機種を受注するのではないかとの観測が高まっている。

 ペガトロンは個別顧客についてはコメントを避けたが、同社の童子賢董事長は「新顧客を相次いで迎えている。マージャンで言えば、良い牌(パイ)がそろっており、順子(シュンツ)ができれば上がれる状況だ」と語った。