ニュース 電子 作成日:2011年6月28日_記事番号:T00030904
28日付電子時報によると、宏碁(エイサー)は、パソコン受託メーカーなどサプライヤーに対し、第3四半期の出荷見通しを6月初めの640万台から540万台に下方修正し、サプライヤーへの発注量も15%削減すると通知したもようだ。これにより、同社が第3四半期も在庫調整を継続する姿勢がうかがえる。なお部品メーカーによると、今回の出荷予測の下方修正は低価格ノートPC(ネットブック)が8割を占め、一般のノートPCへの影響は大きくないという。
部品メーカーの話では、エイサーは7月のノートPC出荷台数を145万〜150台、8月は190万〜200万台、9月は前月比小幅減と予測している。王振堂エイサー董事長は在庫調整について「7〜8年前の水準に戻す」と発言している。部品メーカーは、調整が第3四半期に完了するとの見方を示した。
またエイサーの創業者、施振栄・前董事長はこのほど、「組織の再編には時間が必要」とした上で、「エイサーの経営陣が正しい方向に向かっていると信じている」と発言した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722