ニュース 電子 作成日:2011年6月28日_記事番号:T00030905
パソコン大手の宏碁(エイサー)は、業務用パソコンの受注に力を入れており、このほどタイ・バンコク都政府から学校向けのパソコン2万625台、サーバー436台を受注した。28日付工商時報が伝えた。
証券アナリストは、今年の一般消費者向けのPC市場が2.5%の伸びにとどまるのに対し、法人向けPC市場は5.4%の伸びを示すとみている。このため、エイサーも法人向けPCの受注増に努める戦略だ。
今回の受注案件は、タイの教育機関向けのPC調達案件としては過去最大規模で、バンコク都内442カ所の小学校で使われるものだ。これにより、エイサー向けにデスクトップPCやサーバーを生産する鴻海精密工業、緯創資通(ウィストロン)に恩恵が見込まれる。
証券アナリストは、台湾系メーカーのPCは格安な上、ライバルのデルやヒューレット・パッカード(HP)は東南アジア市場で相対的に弱いため、エイサーなどが東南アジアの業務用パソコン入札で優位に立っていると分析している。
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