ニュース 社会 作成日:2011年6月29日_記事番号:T00030911
沖縄県・尖閣諸島の領有権を主張する台湾、中国、香港の活動家から成る「世界華人保釣聯盟」の、複数の構成員を乗せた台湾漁船「大発268号」が29日早朝に尖閣海域に接近したものの、日台間の外交ルートでの交渉により、午前10時に現場海域を離れ台湾へと引き返した。29日付聯合晩報が報じた。
同紙によると、大発268号は28日晩に宜蘭県の梗枋漁港を出港。29日午前7時ごろ、尖閣諸島魚釣島の西側22カイリの海域で日本の海上保安庁の巡視船3隻に発見され、にらみ合いの状態となった。大発268号の出航は尖閣の領有権を主張するためとみられ、行政院海岸巡防署の船舶5隻が不測の事態を回避するため、出港時からマークし、状況を逐一報告していた。その後、外交部が介入して事態の収拾が図られた。
台湾の漁船が尖閣付近に出航し日本側と対峙したトラブルは、過去3年で2回起きている。
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