ニュース 金融 作成日:2011年6月29日_記事番号:T00030914
金融大手の国泰金融控股は28日、米資産管理会社のコニングの株式9.9%を5億5,000万台湾元(約15億円)で取得するとともに、香港に合弁会社の「国泰康利資産管理」を設立すると発表した。国泰金控はこれまでの銀行、生命保険に加え、資産管理業務を新たな収益源として育成していく方針だ。29日付工商時報が伝えた。
また、国泰金控の全額出資子会社となった国泰投信は、中国に合弁で資金管理会社を設立する方向で、合弁相手を探している。
李長庚同社総経理は、資産管理業務を「収益の第3の核だ」と位置付け、2012年には年間220億元以上の収益を目指す考えを示した。
李総経理の分析によれば、グループ企業の年間収益は、国泰世華銀行で100億元、国泰総合証券、国泰世紀産物保険(損保)で計20億元、国泰人寿保険(生保)で100億元を見込む。
国泰金控は2001年の設立後、純利益が200億元を超える年もあったが、2010年は43億800万元にまで落ち込んだ。
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