ニュース 石油・化学 作成日:2011年6月29日_記事番号:T00030923
石油化学メーカーの長春大連集団は、中国東北部の遼寧省盤錦市に160億人民元(約2,000億円)を投資し、石化コンビナートを造成する。同社は国光石化科技(KPTC)に20%を出資する民間筆頭株主だが、国光石化の台湾でのプラント建設が見送られたことを受け、海外へと投資先を変更した。29日付経済日報が伝えた。
長春大連集団は、国光石化の董事会が4月27日に投資計画の断念を決めて以降、盤錦への投資計画を本格始動させ、既に5月28日に現地で起工式を終えている。
盤錦への投資規模は、長春大連集団にとって過去最大で、操業開始後は年間250億人民元の生産額を見込む。面積は2,500畝(約167ヘクタール)で、3期にわたり建設が進められる。生産能力は市場の需要を見ながら決定する。
第1期の投資額は30億人民元で、1,4ブタジエンを年間15万トン、ポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)を6万トン、エポキシ樹脂を5万トン生産する予定で、2012年末の完成を見込む。第2期、3期ではそれぞれ30億人民元、100億人民元の投資を予定している。
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