ニュース 電子 作成日:2011年6月29日_記事番号:T00030935
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)の呉田玉営運長は28日、6月に入り顧客からの受注が急減していると発言した。東日本大震災によるサプライチェーン断絶を懸念した電子製品の組み立てメーカーが部品を追加発注したが、末端市場が思ったほど振るわず、在庫調整を迫られているためで、こうした状況は8月まで続くとみている。29日付電子時報が報じた。
呉ASE営運長は、顧客の在庫消化が早く完了すれば影響も小さくなり、業界全体にとって悪いことではないと指摘。同社の6月売上高は予測に届かないが、第3、第4四半期は成長が見込めると語った。これにより年間売上高は前年比20〜25%成長となり、同業他社の10〜15%成長を上回ると楽観している。一方で呉営運長は、世界半導体産業の今年の成長率予測を従来の7%から4%に下方修正した。
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