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AUO、サムスンを特許侵害で逆提訴


ニュース 電子 作成日:2011年6月29日_記事番号:T00030936

AUO、サムスンを特許侵害で逆提訴

 液晶パネル大手の友達光電(AUO)はこのほど、韓国のサムスン電子、米通信キャリア大手AT&Tに液晶ディスプレイに関する特許を侵害されたとして、米デラウェア州連邦地裁に提訴した。29日付自由時報が伝えた。

 これに先立ち、サムスンは今月初め、液晶パネル関連の特許を侵害されたとして、AUOなど4社を米国際貿易委員会(ITC)に提訴するとともに、デラウェア州連邦地裁とカリフォルニア州北部連邦地裁の裁判所で損害賠償訴訟を起こしている。このため、今回のAUOの提訴は、サムスンを逆提訴した形となる。

 一方、奇美電子(チーメイ・イノルックス)は、特許管理会社モンディス・テクノロジー(本社ロンドン)から特許侵害で提訴され、テキサス州連邦地裁の陪審はこのほど、奇美電に1,500万米ドルの賠償金支払いを命じる判決を言い渡した。奇美電はモンディスが保有するディスプレイ、テレビ関連の特許を侵害したと認定された。

 モンディスは2008年に、奇美電、LGエレクトロニクス、鴻海精密工業、冠捷科技(TPVテクノロジー)を提訴したが、奇美電を除く各社は既に和解を選択していた。