ニュース その他製造 作成日:2011年6月30日_記事番号:T00030952
製靴大手、宝成国際集団傘下のスポーツ用品生産・販売大手、裕元工業(広東省東莞市)のベトナム2工場(ホーチミン市)で24日から発生していた大規模ストライキは、29日行われた関係者による協議を経て鎮静化した。同集団主管は「操業を停止していた生産ラインは既に再開、他工場からの支援で出荷への影響は最小限に抑えられ、財務上の影響もない」と説明した。30日付蘋果日報が伝えた。
宝成集団の現地関係者によると、今回のストは、報奨金制度が合理的でないとする従業員の不満が発端となり発生したという。同問題については既に対応を行ったとしている。
なお今回のストは9万人の大規模なものとなったが、従業員が携帯電話やインターネットで連絡を取り合うことで急速に拡大した。
同集団の現地駐在員は、今後経営側が組合や従業員代表とのコミュニケーションをより緊密にすることで、労使関係や管理制度を改善していくと説明した。ただ、賃金要求は基本的にベトナム政府の規定に即して処理する方針だ。
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