ニュース 食品 作成日:2011年6月30日_記事番号:T00030957
「クエーカー」ブランドのオートミールなどを台湾で販売する佳格食品(スタンダードフーズ)は、第三地経由で4,500万米ドルを投じ、中国に持ち株会社を設立することを決定した。同持ち株会社が、それぞれ2,300万米ドルと700万米ドルを投じて「中国佳格食品」と「佳格生医」の2社を設立、中国で食用油や栄養補助食品などを製造、販売していく方針だ。30日付経済日報が伝えた。
佳格食品が手がける製品の多くは、台湾でナンバーワンブランドの地位を確立しており、「桂格(クエーカー)」のオートミールはシェア45%、「得意的一天(グッドデイ)」のひまわり油は「健康植物油」の分野でシェア60%近くを占める。このほか、オートミルク(オート麦から作った代替乳飲料)など健康飲料などの商品も積極的に展開している。
同社の第1四半期純利益は前年同期比4割近く増加し、8億6,500万台湾元(約24億円)となった。うち本業以外の投資事業の収益は1億4,000万元にとどまっているが、中国事業の拡大に伴い成長が見込まれる。
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