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TSMCとUMC、設備投資を大幅削減へ


ニュース 電子 作成日:2007年10月11日_記事番号:T00003096

TSMCとUMC、設備投資を大幅削減へ

 
 半導体受託生産大手の台湾積体電路製造(TSMC)と聯華電子(UMC)は、来年の設備投資をそれぞれ17%、27%削減する計画だ。12インチウエハーが供給過剰状態で、来年の半導体ウエハー需要が不透明なことから、過去5年で初めて投資額の削減に踏み切った。11日付経済日報が伝えた。

 TSMC関係者によると、同社は設備投資額を今年の26億5,000万米ドルから22億米ドルに削減する方向だという。米アトメルから買収した8インチウエハー工場も中古設備の獲得が目的で、新規の設備投資を抑えようとする意図がうかがえる。

 UMCも設備投資額を今年の11億米ドルから来年は8億米ドルに削減する方針という。

 TSMCは25日、UMCは31日に第3四半期の業績説明会を開くが、その際に来年の設備投資計画をめぐる両者の見解が注目される。