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昭和電工の高純度アンモニア、台湾で66%増産


ニュース 電子 作成日:2011年6月30日_記事番号:T00030960

昭和電工の高純度アンモニア、台湾で66%増産

 昭和電工(本社・東京都港区、市川秀夫社長)は29日、エレクトロニクス分野向けに需要が伸びる高純度アンモニアの生産能力を、台湾・日本・中国の3拠点で引き上げると発表した。各拠点の年産能力は現在、▽台湾、1,500トン▽日本、1,000トン▽中国、500トン──で、▽台湾、2,500トン▽日本、1,500トン▽中国、1,000トン──に引き上げる。このうち台湾の引き上げ幅が最大の1,000トンで、66%の増強となる。

 高純度アンモニアは、エレクトロニクス分野における材料ガスとして、液晶パネル、窒化ガリウム系発光ダイオード(LED)、多結晶シリコン系太陽電池、半導体などの製造工程で使用される。

 同社は、高純度アンモニアをはじめとするエレクトロニクス分野で使用される半導体高純度ガスを中長期的な成長・育成事業に位置付けて強化を図っており、今後も新規製品の開発や能力増強を進めて事業の拡大を図る。