ニュース 電子 作成日:2011年6月30日_記事番号:T00030964
聯発科技(メディアテック)の謝清江総経理は28日、「当社は既に第2世代(2G)、3G、4Gの通信規格製品向けすべてに展開を広げており、機能フォン(フィーチャーフォン)およびスマートフォンをカバーしている」と述べた上で、機能フォンの需要はスマートフォンをはるかに上回り、今後さらに幅広い発展が可能との判断から、こうした「準スマートフォン」向け製品の推進を社内で計画していると明らかにした。30日付蘋果日報が報じた。
謝総経理は、「当社の3Gスマートフォン向けソリューションの開発進度は予想より遅れている」と認めた。しかし、2.7Gチップは既に出荷を開始しており、3Gチップも8月には量産できると強調した。
メディアテックはこれまで、中国では広東省深圳市を主要拠点としてきたが、同社が主要供給先としてきた「山寨機(さんさいき)」と呼ばれる大手ブランド製品に類似した低価格携帯電話の市場に衰えが見られる中、大手ブランドの集まる北京や上海への進出を積極化している。28日には、上海子会社を漕河涇新興技術開発区に移転。華北、華東エリアへの展開強化に意欲を見せている。
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