ニュース 社会 作成日:2011年7月1日_記事番号:T00030969
板橋地方法院(地裁)は30日、2009年末に発覚した、台湾プロ野球界の大規模な八百長事件にかかわったとして起訴されていた、元西武ライオンズ投手でラニューベアーズ(現・ラミーゴモンキーズ)を解雇された張誌家被告や、球界を代表するスター選手だった元・兄弟エレファンツ外野手の陳致遠被告ら元選手6人に対し有罪の一審判決を下した。八百長事件が野球ファンの信頼を大きく傷つけた上、審理中、6人が起訴事実を認めなかったことから、執行猶予はつかなかった。このため、刑が確定すれば収監されることになる。1日付蘋果日報などが報じた。
懲役2年2月、罰金300万台湾元(約850万円)の判決を受けた張被告について裁判所は、八百長を仕組んだ「雨刷集団」のリーダー、蔡政宜(懲役3年10月、罰金1,000万元の一審判決)から受け取った230万元を本人は「借金」と主張しているが、両者はそれほど親しい関係になく、さらに08年シーズン中に未登板にもかかわらず「祝儀」50万元を受け取った上、性的接待も受けており、八百長にかかわったことは明らかだと指摘した。判決に対し張被告は「納得できない。必ず控訴する」とコメントした。
また懲役2年6月、罰金350万元の判決を受けた陳致遠については、06年シーズンの4試合で八百長を行ったと判断。友人によると判決に対し陳被告は大きなショックを受けており、何も話したくない状態だという。
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