ニュース 運輸 作成日:2011年7月1日_記事番号:T00030973
長栄航空(エバー航空)が1991年7月1日の就航から20周年を迎えた。創業者の張栄発・長栄集団(エバーグリーン・グループ)総裁は、ドイツの月刊誌『エアロインターナショナル』による「最も安全な航空会社」の上位10社に何度も選ばれていることに触れ、「当社にとって安全が最大の強み」と強調、「今後も安全と品質を重視する世界一流の航空会社であり続ける」と抱負を語った。1日付工商時報が報じた。
中国人観光客の自由旅行解禁に際しては買い物袋の贈呈を企画。今後も「安全、気配り、経営効率」の経営理念の下、さらなる成長を目指す(中央社)
エバー航空は1989年に航空機26機を36億米ドルで購入し、台湾初の民間航空会社として設立された。張栄発総裁は「それまで手掛けてきた海運および陸運事業との違いに直面し悩まされたが、『やるからには最高を目指す』と奮起した」と話す。05年には航空会社として初めてサンリオと提携し、ハローキティの機体デザインやアメニティを採用した「ハローキティジェット」を導入するなど他社とは異なるアイデアも打ち出した。
08年にスタートした中台間の直航便も積極展開しており、現在は北京など中国9空港と台湾を定期便で結んでいる。先ごろ中台直航便が週370便から558便に拡大することが決まり、今年は延べ乗客数が前年比10.1%増の644万人、積載貨物は同4.12%増の88万5,000トンを見込んでいる。
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