ニュース 電子 作成日:2011年7月1日_記事番号:T00030990
東芝とソニーによる中小型液晶パネル事業の統合交渉に日立製作所も加わり、7月中の合意を目指すとの日本メディアの報道に対し1日付蘋果日報は、世界の主要スマートフォン向けパネルを手中にしている台湾メーカーから受注を奪いたいとの意図が感じられるが、技術向上が進む台湾と韓国メーカーに対し、日本メーカーは価格面で優位性が低いとの証券会社の見方を伝え、「台湾の液晶パネル大手、友達光電(AUO)と奇美電子(チーメイ・イノルックス)がダメージを受ける恐れはない」と報じた。なお、日本3社の動きについてAUOと奇美電はノーコメントとした。
市場調査会社、ディスプレイサーチの謝勤益・大中華区副総裁は、円高が続く上、コスト面で優位に立つ台韓メーカーが中小型パネル市場で急速な発展を見せる中、日本メーカーは、リソースを同型パネルに集中せざるを得なくなっているとの見方を示した。
1日付電子時報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)は日立と合弁会社設立を模索していたが、破談となったようだ。ただ、鴻海もコメントを控えている。
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