ニュース 電子 作成日:2011年7月1日_記事番号:T00030992
中国のファウンドリー最大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)で、江上舟董事長の死去に伴い、経営陣の内紛が表面化し、台湾籍の経営幹部が一斉退職する動きを見せている。1日付工商時報が伝えた。
先月29日の定時株主総会では、台湾籍の王寧国・最高経営責任者(CEO)が、董事再任に必要な過半数の支持を得られず、董事を退任した。
王CEOの就任後、SMICは黒字転換を果たしており、経営責任を問われるほど業績が悪いとは言えない。このため、今回の王CEO外しは同社内部の経営権争いが原因とみられている。
消息筋によると、王CEOは董事会から外されたことを不服として既に辞任したとされ、後任には大株主の推薦で、楊士寧・最高執行責任者(COO)の就任が有力視されているという。
王CEOは他の台湾籍最高幹部とともに来週にも一斉に退職する構えとされる。同社では最近、既に90人以上の台湾籍幹部が退職している。
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