ニュース 社会 作成日:2011年7月4日_記事番号:T00030997
南米の熱帯地方に生息する肉食の淡水魚「ピラニア」は、台湾では「食人魚」と呼ばれ、行政院農業委員会(農委会)が30種類余りの輸入を禁止しているものの、実際にはひそかに市販されていることが分かった。4日付蘋果日報が伝えた。
同紙の調査報道によると、台湾北部の観賞魚店4カ所で、別の魚の名前で売られていた。このうち、桃園県内の観賞魚店では、ブラックピラニアが1匹1万3,000台湾元(約3万7,000円)で販売されていた。ある業者は取材記者に対し、「ピラニアと言うと非合法で捕まる」と違法販売であることを認めた。関係者によれば、昨年映画『ピラニア3D』がヒットして以降、購入希望が増えているという。
ピラニアはこれまで、日月潭や台中公園などで捕獲例がある。学識者は「もし湖や川に捨てられると、生態系を脅かすことになる」と懸念を示した。
台湾では農委会による輸入禁止規定があるものの、飼育までが禁止されているのはブラックピラニア1種類だけだ。
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