ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

陳前総統、李元総統告発を否定


ニュース 社会 作成日:2011年7月4日_記事番号:T00031001

陳前総統、李元総統告発を否定

 陳水扁前総統は1日、李登輝元総統を機密費のマネーロンダリング(資金洗浄)で検察に告発したという報道に対し、「わたしが葉盛茂・元法務部調査局長と話したのは新瑞都事件についてであって機密費事件ではない」という否定のコメントを長女の陳幸妤氏を通じて発表した。これに対し最高法院検察署特別偵査組は、陳前総統が李元総統を告発したのは、李元総統が他人名義で機密費5,100万米ドルを資金洗浄のため海外に送金した部分であり、陳前総統が提出した関連資料に基づいて捜査に入っていると表明、両者の見解は全く食い違っている。2日付中国時報が報じた。

 陳前総統はまた、李元総統に対する起訴は自身の事件と同様の国民党による政治的迫害との見方で、「李元総統は最後の1人ではない」として、メディアの矛先はやがて蔡英文・民進党主席に向かうと示唆した。