ニュース 社会 作成日:2011年7月4日_記事番号:T00031002
李登輝元総統は1日、台湾団結聯盟(台聯)の募金パーティーに参加した際、在職時の公金横領で最高法院検察署特別偵査組から起訴されたことについて、「多くのことは検察官が自分たちで考えたことだ。検察の広報文を見る限り、わたしの部分は全く証拠がない。白い布が黒く染められることはない」と語り、潔白を強く訴えた。2日付中国時報が報じた。
蔡主席(左)は直ちに李元総統支持の立場を表明した。一定の距離を置いた陳水扁前総統のときとは異なる対応で、全く違うケースと判断していることがうかがえる(1日=中央社)
会場には総統選の野党・民進党公認候補、蔡英文同党主席も駆け付けた。蔡主席は「検察は事件を選んで恣意的な起訴を行ってはならない。李元総統を起訴した時期には疑問を抱かざるを得ない。司法、検察は中立を厳守すべきで、司法案件が選挙のテーマになるようなことがあってはならない」と述べて、起訴は野党陣営の弱体化を狙った政治的目的によるものという見方を示した。
なお、馬英九総統は2日、政治的目的を持った起訴との批判が野党陣営から相次いでいることに対し、「これまで一度も個別案件に介入したことはない。中華民国において政治的迫害は決して起きてはならない」と述べ、批判は事実無根との立場を強調した。
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