ニュース 政治 作成日:2011年7月4日_記事番号:T00031003
与党・国民党は2日全国党代表大会(党大会)を台中市で開き、来年1月の総統選に、総統候補に現職の馬英九氏、副総統候補に現職行政院長の呉敦義氏のペアで臨むことを正式決定した。
馬総統(左)と呉行政院長(右)。正副総統候補の正式決定により本格的な選挙戦に入る(2日=中央社)
馬総統は2期目の対中政策方針について、「『統一せず、独立せず、武力行使せず』の原則を堅持し、任期内は決して統一に関する交渉を行わない」と、従来の路線を継続すると強調した。
また、民進党政権は8年かかって台湾の1人当たり住民総生産(GNP)を2,600米ドル引き上げたが、国民党はこれを3年間で成し遂げ今年は2万米ドルに達すると指摘しつつ、「(民進党と)どちらの政党が経済を発展させる能力があるだろうか?」と問いかけ、支持を呼びかけた。
なお、3日付中国時報は「馬呉ペア」の選挙戦での課題として、馬政権は経済発展や対中関係など業績はあるものの支持ムードは高くないとして、支持層の投票意欲を高めていくことを挙げた。
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