ニュース 商業・サービス 作成日:2011年7月4日_記事番号:T00031012
台北市の信義計画区A3区画に国泰人寿保険が建設する商業ビルの地下2階~地上4階部分を、ショッピングモールの微風広場(ブリーズセンター)が年5億台湾元(約14億円)以上の高値で賃借することが決まり、今月中にも正式に契約する運びとなった。4日付工商時報が消息筋の話として伝えた。
同ビルの低層階は当初、高級ホテルが入居する予定だったが、商業施設へと計画が変更された。地下経由でMRT市政府駅に通じる好立地に加え、信義計画区に残された最後の商業スペースだっただけに、これまでに新光三越百貨、台北101ビル、統一阪急百貨、高島屋なども入居を希望していた。
業界では当初、新光集団と国泰集団の友好的関係から、新光三越の入居が有力視されていたが、最終的に微風広場が高値でライバルを退けた格好だ。関係者は「新光三越が内部手続きに手間取り、価格提示が一歩遅れた」と指摘した。
微風広場は、新店舗を有名ブランド中心の売り場構成とする予定で、エルメス、ティファニーなどの入居が見込まれている。
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