ニュース 電子 作成日:2011年7月4日_記事番号:T00031020
タッチパネル大手の勝華科技(ウィンテック)が1日発表した6月の連結売上高は、前月比5.82%増の76億5,300万台湾元(約215億円)だった。上半期累計では431億1,100万元で前年同期比108.43%の大幅増となった。ただ黄顕雄同社董事長は、「上半期の成長率は東日本大震災の影響で予測を下回った」とした上で、下半期について「タッチパネル景気は上半期に比べ非常によくなる」と語った。2日付経済日報が伝えた。
証券会社によると、ウィンテックはアップル、サムスン電子など大手ブランド顧客の需要を満たすため、相次いでタッチパネル生産能力を拡充している。また下半期からは電子ブックリーダーへのタッチパネルの大量採用が始まるため、アマゾン・ドット・コムやバーンズ・アンド・ノーブル(B&N)への供給も開始するもようだ。
黄董事長によると、現在タッチパネルの主流は現在2枚のガラスを貼り合わせたものだが、来年からは同社が開発した、ガラス1枚のみのタッチパネル技術「ATT」(Advanced Technology Touch)が主流となるとの見方を示した。さらに13年には同技術と有機EL(OLED)を組み合わせた製品を導入する予定だ。
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