ニュース 電子 作成日:2011年7月4日_記事番号:T00031021
銅箔やガラス繊維などプリント基板(PCB)材料の需要が5〜6月にかけて底を打ち、7月は横ばいかやや上向く見通しだ。6月に3~5%下落したオファー価格も、ほぼ横ばいとなると予想されている。4日付電子時報が伝えた。
銅箔メーカーの金居開発銅箔(コーテック・カッパー・フォイル)は、5月から月産1,100トンと30%の減産を行っているが、7月もこのペースを維持して市場の需給バランス調整に貢献したい考えだ。1~2カ月間の在庫消化が終われば需要は好転し、第3四半期の出荷量は前期を上回るとみている。
なお同社は5月、受注が大きく落ち込んだため、売上高は前月比37%減の2億9,800万台湾元(約8億4,000万円)、年初来で最低となった。ただ6月出荷量は前月比で約20%増加し、最悪の時期は過ぎたとみている。第2四半期売上高は前期比20%減との見通しだ。
ガラス繊維メーカー、富喬工業(フルテック・ファイバーグラス)は、6月が上半期の底で、7月は出荷量が前月比で成長する可能性もあるとみている。第3四半期の見通しについては「慎重ながら楽観的」とした。
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