ニュース 電子 作成日:2011年7月4日_記事番号:T00031022
友達光電(AUO)が、中部科学工業園区(中科)に第6世代低温ポリシリコン(LTPS)液晶パネル工場の建設を計画しているもようだ。現在世界の液晶パネル業界では、LTPS液晶パネルは第5世代が最高で、AUOは世界に先駆け、第6世代LTPS工場で生産に入ることになる。4日付経済日報が業界筋の話として伝えた。
LTPS液晶パネルはスマートフォンなど携帯端末向けに需要が伸びている。AUOが工場新設を検討している背景には、宏達国際電子(HTC)やノキアがAUOに対する発注を拡大していることに加え、アップルとサムスン電子の訴訟合戦で、アップルが発注先を多角化するとみられることがある。
AUOは「一貫して新世代の技術開発に取り組んでおり、顧客の商品価値の向上を支援したい。投資は顧客の需要を見ながら決定していく」とコメントした。
業界関係者によると、AUOは既に人事考課で成績が優秀な社員をLTPS液晶パネルの生産ラインに配転するなど、LTPS事業を強化する姿勢を見せている。
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