ニュース 石油・化学 作成日:2011年7月5日_記事番号:T00031039
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の第6ナフサ分解プラント(通称六軽、雲林県麦寮郷)で5月12日に起きた火災事故をきっかけとして、南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)海豊工場が雲林県政府の命令で操業を全面停止している問題で、南亜プラは全面的な設備検査とパイプラインの改善措置を施した後、同県に対し、同じく停止命令を受けている第6ナフサ内の台プラのプラントと合わせ、先月末までに操業再開を申請したことが分かった。5日付経済日報が伝えた。
南亜プラは当初、経済部訴願委員会に操業停止処分そのものの取り消しを申し立てる方針だったが、訴願手続きは見送った。
南亜プラの呉嘉昭総経理は「顧客や株主の利益、訴願手続きに時間を要することを避けるため、南亜プラは処分機関(県政府)の操業再開審査に沿って再開を目指すことにした。訴願書は提出しない」と説明した。
これに先立ち、訴願委側は南亜プラが口頭で訴願を行う意向を示してから20日以内に訴願書を提出するよう求めていたが、期限の4日までに提出されなかった。訴願委側は「あと1〜2日待ち、それでも訴願書が届かなければ、訴願の不受理を決定する」と説明した。
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