ニュース 電子 作成日:2011年7月5日_記事番号:T00031052
DRAMメーカー各社の6月売上高が出そろい、各社がDRAM価格の下落を受けて減収となった中、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)が前月比2.65%増の41億7,700万台湾元(約117億円)と、小幅ながら唯一増収となった。5日付電子時報が伝えた。
パワーチップは、スポット価格の大幅下落に見舞われたものの、40ナノメートル製造プロセス製品の生産を強化していることに加え、受託生産業務を拡大させていることが奏功した。同社は12インチウエハー工場における受託生産の割合を、年末までに50%に引き上げることを目標としている。
このほか、DRAM各社の6月売上高は多い順に、▽華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、32億8,800万元(前月比10.4%減)▽南亜科技、31億1,200万元(同20.60%減)▽瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)、28億1,900万元(同14%減)──だった。
DRAMは7月も契約価格が引き続き下落する可能性が高く、反転は欧米での新学期向け需要が現れる8月以降になるとの見方が市場で出ている。
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