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遠東航空幹部、研修中の客室乗務員にセクハラ


ニュース 社会 作成日:2011年7月6日_記事番号:T00031058

遠東航空幹部、研修中の客室乗務員にセクハラ

 経営再建により、4月に約3年ぶりに運航を再開したばかりの遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)で、幹部社員が研修中の客室乗務員3人に対するセクハラに及んでいたことが、蘋果日報への投書で明らかになった。6日付同紙が伝えた。

 問題の幹部社員は同社の総顧問(51・既婚)。被害を受けた3人はいずれも、遠東航空が企画した「美人モデル客室乗務員転身プロジェクト」で昨年7月に採用された。

 告発によると、3人は採用直後から総顧問により度重なるセクハラを受けた。このうち、リサさん(仮名)は今年6月、「水道管を修理してやる」といって総顧問に自宅に押しかけられ性交を求められたが拒否。その後もホテルに誘われるなどしたため退職した。

 メアリーさん(仮名)も同月、デートの誘いを断ると、「後の責任は自分で取れ」などと脅迫メッセージを受け取った。しかし、「辞めたいが経済的理由から辞められず、泣き寝入りしている」という。

 客室乗務員を目指し、研修を受けるモデルたちは昨年、テレビで紹介されるなど注目を集めたが、セクハラ騒動の発覚で、運航を再開したばかりの同社はイメージが傷ついた格好だ。

 ただ当の総顧問は、セクハラ疑惑を強く否定。「事実なら名乗り出て、正式に訴えればいい」と語った。