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家電大手の大同、初の女性総経理が誕生


ニュース 家電 作成日:2011年7月6日_記事番号:T00031072

家電大手の大同、初の女性総経理が誕生

 家電大手の大同(TATUNG)は5日の董事会で、林郭文艶・執行副総経理を総経理に昇進させる人事を決定した。同社創業以来、女性が総経理に就任するのは初となる。6日付工商時報が伝えた。


林郭文艶氏は赤字経営の立て直しが当面の課題となる(同社プレスリリースより)

 大同董事会は企業統治(コーポレートガバナンス)の強化を目的として、林蔚山董事長の総経理兼務を解き、後任に林郭文艶氏を充てた。これに先立ち、株主総会では、工業技術研究院(工研院)の李鍾熙元院長ら3人を独立董事(社外取締役)として招く人事も決定している。

 林郭氏は林蔚山董事長の妻で、台湾大学商学部を卒業後、米メリーランド大修士課程を経て、台大商学部で教職に就き、1981年に大同に入社。その後は、董事長特別助理、大同先進科技と精英電脳(ECS)の董事長などを歴任した。

 同社はまた、これまで7つあった事業群を3つの集約する組織再編も実施する。このうち、重電、モーター、電線・ケーブルの各部門は電力事業群に、家電、デジタル映像の各部門は消費者製品事業群に、新エネルギー、エネルギー情報事業の各部門はシステム統合事業群にそれぞれ統合される。