１日から無料公衆無線ＬＡＮサービス「Taipei Free（台北公衆区免費無線上網）」を開始した台北市は、早ければ８月から同市を走る約800台の路線ノンステップバス内でも同サービスが利用できるようにする計画だ。バスが市の境を超え、新北市に入っても接続が切れないようにする考えで、台北市、新北市のバス利用者が恩恵を受けることになる。６日付中国時報が報じた。
台北市資訊処の張家生処長によると、既にバス業者と協議を開始しており、業者から実現に向けて強い意欲が示されているという。
市の計画では、台北市松山区撫遠街から新北市板橋区までを結ぶ「307線」や台北市北投区から台北市政府を結ぶ「266線」など、無線信号カバー率の高い路線でサービスが提供される予定だ。
なお「Taipei Free」は、サービス開始後５日で利用申請者が既に47万人に達した。
