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9.7インチのiPad2圧倒的優位、10.1インチパネルメーカー苦渋


ニュース 電子 作成日:2011年7月6日_記事番号:T00031075

9.7インチのiPad2圧倒的優位、10.1インチパネルメーカー苦渋

 6日付電子時報によると、9.7インチ液晶パネルを搭載したアップルのタブレット型パソコン「iPad2」人気に押され、タブレットPC用で主に10.1インチ製品を扱うパネルメーカーは苦しい状況に置かれている。

 9.7インチパネル搭載のタブレットPCを販売するのは大手ブランドではアップルとヒューレッド・パッカード(HP)のみだが、5月の市場シェアは85%に迫った。一方、10.1インチのタブレットPC用パネルは搭載機種が多いものの需要は少なく、シェアは15%にすぎない。しかも9.7インチパネルに近い価格で出荷せざるを得ないこともパネルメーカーの業績にマイナスとなっている。

 業界関係者は10.1インチの不振について、価格の問題ではなく、アプリケーションストアを含めたビジネスモデルの問題ととらえており、今後、アンドロイドOS(基本ソフト)搭載タブレットPCのビジネスモデルが成熟していけば10.1インチパネルの出荷量を押し上げると予測している。