ニュース 電子 作成日:2011年7月6日_記事番号:T00031076
中華電信は5日、会社設立15周年を機に、今後10年間でブロードバンドのネットワーク整備に2,000億台湾元(約5,600億円)を投資する方針を明らかにした。6日付工商時報が伝えた。
このほか、第3世代(3G)のネットワーク建設への投資額をこれまでの毎年30億〜40億元から、今後3~5年は同50億元へと拡充する。
呂学錦董事長は「今後10年間で、台湾企業から1,300億元の調達を行う。中華電信はブロードバンド産業発展のけん引役になる」と述べた。
また、張暁東総経理は、同社の光ケーブル網を独立系ケーブルテレビ(CATV)局にも開放し、CATVのデジタル化を支援するほか、インターネット接続業者向けのIPピアリング費用の引き下げも進める考えを示した。
同社は光ケーブルの整備で、台湾のブロードバンドの接続速度が、現在の50~100メガビット毎秒(Mbps)から2020年には500Mbps以上に高速化されると予測した。
4Gネットワークに関しては、台湾大哥大(タイワン・モバイル)、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)、威宝電信(ビボテレコム)のほか、高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)の事業者も交えて導入実験を行い、技術の標準化を図っていく意向も示した。
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